動く壁紙は、欲しくなりやすい。プレビューの窓の中では、いつだってそのページで最も生きている。寄せ続ける波、いつまでも着地しない雪、ゆっくり流れる粒子——機械がまだ起きていると保証してくれるように見える。静止画は動きに勝てないが、そもそもこの比べ方が公平ではない。
代償は不思議なものではなく、ただ目に見えないだけだ。動く背景は、デスクトップが見えているあいだじゅうGPUにデコードと描画を続けさせる。ノートではそれが、少し温かくなったパームレストと、一時間短くなった駆動時間として現れる。多くのシステムは全画面のゲームや動画が始まると黙ってアニメーションを止める。壁紙は主役ではなかった、とシステム自身が認めているようなものだ。
もうひとつ、正直な計算がある。実際にそれを見ている時間の長さだ。デスクトップは一日の大半をウィンドウの下で過ごし、目に入るのは何かを閉じて何かを開くまでの一、二秒でしかない。その一、二秒には静止画で十分足りるし、残りの時間は何もしないでいてくれるという利点まである。
このコレクションの壁紙