OLED では画素が自分で光をつくり、これまで出した光の量だけ老いていく。動かない画像は画素を不均等に消耗させ、十分な時間がたつと、その差が無地の背景の上に淡い影として現れる。液晶はこの仕組みではないので、この議論からはほぼ抜けてよい。つまり答えはまず、目の前のパネルが何かで決まる。
とはいえ、壁紙が最悪の犯人であることは少ない。タスクバーやドック、そして並んだアイコンこそが、一日じゅう同じ場所に高い対比で居座っている。背後の写真のほうは、少なくともウィンドウが開けば隠れる。危険を押し上げるのは、何時間も高いまま維持された輝度、境界の硬い高対比の図柄、そして数か月そのままの一枚だ。
対策はどれも地味だ。輝度を一段下げる、動かないバーを隠す、壁紙を一日か二日ごとに入れ替えて、同じ境界が同じ画素の上に居続けないようにする。境界のやわらかい写真は、ついでに長時間その前で作業しやすい写真でもある。入れ替えはパネルのためというより、ひと季節ずっと同じものを見ないためのことだ。
このコレクションの壁紙